牛すじカレーは簡単そう?!だけど…
実は、簡単そうで意外と難しいのが牛すじカレーなど牛すじ料理なんです。
ご存知のように、
牛すじは、牛肉のすじの部分で
よごれや異物(獣毛)などが付着している可能性があるため
そのまま使うことはまずNGです。
ですので、まずは生の牛すじをスーパーなどで購入したら
しっかり、よごれやアクを落として下処理の煮込みをするわけです。
間違ってもそのまま食材に入れて煮込まないで下さい。
この下処理をすることで
牛すじの臭みやエグミやアク、脂などを取り除いて
はじめて、カレーなどの料理に使える良質なダシが染み出てきます。
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簡単にカレーを作るなら、下ごしらえした牛すじで
先ほど牛すじ料理が意外と難しいと言いましたが…
その中でもカレーが1番失敗しにくいので、おすすめです!
市販のルーカレーに
入れるだけで牛すじのエキスが溶けだしで特別感がでるんです。
そして、手間と時間を考えて、牛すじはすでに下ごしらえ(下処理)された牛すじを使って料理しましょう。
また、牛すじではなく、スネ肉ならそのまま下処理しないで使用できますので
牛すじの代用として、スネ肉もありです。
カレーにはさまざまスパイスが入っているので
牛すじの味に慣れていない人でも抵抗無く食べられますし、
さらに牛すじは濃い味の料理と合いますから
味付けで絶対に失敗することがありません。
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下ごしらえした牛すじでも、固さだけには注意する
完成までに注意することは、固さだけです。
アキレスの部分ならプニュプニュ、プルプルになるまで。
赤身の部分は、手でほぐせる感じまでしっかり煮込んで下さい。
トロトロがお好みなら、トロトロになるまで煮込むだけでOKです。
牛すじは、煮込み始めてもしばらくはずっと固いです。
が、ある一定の時間から急に柔らかくなります。
ですので、そこまではしっかり煮込んでください。
実は、味付けも重要ですが
牛すじは固さの食感も重要です。
トロトロの食感はまさに牛すじならではの食感だと思います。
柔らかくなる=カレーの味が染み込むですので
しっかり煮込んで牛すじカレーの美味しさを味わってみて下さい。
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牛すじカレーで牛すじを使い慣れたら違う料理に挑戦
カレーである程度牛すじになれてきたら味の濃い順にトライしてみましょう!
あまり知られていませんが、和食の煮込み料理は、
調味料の醤油や砂糖の投入順、下味付けの違いによって
まったく味がかわる料理で、実は難しい料理なんです(>_<)
簡単な順は、味付けが濃い順です。
牛すじカレー、牛すじ洋風、多国籍料理 → 和食の牛すじ煮込み → 和食のおでんなどの順で。
カレーか色々な牛すじ料理にチャレンジしてみて下さいね。(^O^)/
この記事を書いた人
牛すじ専門店店長 KATO
情報業界から飲食業界、そして畜産業界に入って20年以上。肉牛生産から工場での製造加工と販売まで携わりながら、大手商社・メーカー、流通小売り、飲食チェーンから個人店までと幅広い業種と仕事をする。現在は、安心安全な牛すじ商品を提供すべく活動中。調理師免許保持。
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